info
TEL:055(243)6841FAX:055(243)6845
MAIL:info@yamanashi-fuji.co.jp
たくさんのご応募、ありがとうございました。審査会場で、一枚一枚の作品をじっくりと拝見させていただきました。 入賞上位作品には、目に見える美しいものを写しただけでなく、「見えていないもの」を感じさせる表現が多くありました。 写真ならではの視点が、思わず見入ってしまう作品へとつながっています。 たとえば、グランプリを受賞した野沢宏旦さんの作品「準備」は、野球グラウンドの光景を写しながらも、そこにいる人物それぞれの心の内が伝わってくるような印象を受けました。 「見えていないもの」を写し取ることは、写真表現の大きな力になります。
【風景部門】
やはり、富士山は人気!今年も多くの作品が寄せられ、とくに夜の風景の面白さが際立っていました。デジタルカメラの進化により、表現の幅がさらに広がっていますね。ただ、昨年同様、より幅広い視点での風景作品も見てみたいという思いもあります。富士山、南アルプス、八ヶ岳など名峰が多数あり、森や川などの豊かな自然、歴史ある名所旧跡、田園や町並みなど人々の営みもまた魅力的な被写体です。視点を広げて、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【自由部門】
人物や風景との心の距離が近いと感じられる作品が印象的でした。「えっ!」と思わせる瞬間、日常の観察力、撮影者の思いが伝わってくる作品が素敵に感じました。
【学生部門】
学生ならではの視点が光り、日常の輝きが感じられる作品がありました。特に、光の使い方にはそれぞれに独特の感性があるように思いました。いっぱい写真を撮って楽しんでください。
写真の魅力は、「見えているもの」だけでなく、「見えていないもの」を感じ取ることでもあります。それを撮影技術で表現し、撮影者の気持ちを込めて写すこと。そして、何より、写真を楽しむことが大切です。写真の楽しさには、大きく3つの要素があります。それは、「写真を撮ること」「写真を見返すこと」「写真をカタチにすること」。カタチにするとは、プリントして残したり、写真展に参加したり、コンテストに応募したりすることです。今後も、ぜひ、さまざまな形で写真を楽しんでください。
グランプリ
自由部門 銅賞
風景・ネイチャー部門 金賞
風景・ネイチャー部門 銅賞
学生部門 銅賞